建設業の給料はボーナス込みでいくら?月46.3万円、内訳を全業種・製造業と比べると【2026年2月公表】

建設業

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建設業の給料は、ボーナスや残業代を入れると、月にいくらになるのでしょうか。

このサイトのほかの記事では、残業代とボーナスを含まない「所定内給与」を使ってきました。この記事では、厚生労働省の「毎月勤労統計調査」から、ボーナスと残業代も入った給料の総額と、その内訳 を業種ごとに並べます。感想ではなく、公表されている数字だけを使います。

この記事で分かること

  • 建設業の給料は、ボーナス・残業代込みで月平均46万2,801円。すべての業種の平均(35万5,941円)より約10.7万円高い
  • ボーナスは月にならすと9万6,901円(1年で約116万円)で、比べた4業種の中でいちばん多い
  • フルタイムに限ると、建設業は基本給や毎月の手当で全業種の平均を上回り、残業代は平均とほぼ同じ

建設業は、ボーナス・残業代込みで月46.3万円

内訳建設業(月平均)
基本給や毎月の手当(所定内給与)33万9,278円
残業代など(所定外給与)2万6,622円
ボーナスなど(特別に支払われた給与)9万6,901円
合計(現金給与総額)46万2,801円

出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025年分結果確報」第1表(事業所規模5人以上・1か月平均)

建設業で働く人の給料は、ボーナスと残業代を入れて 月平均46万2,801円 です。12か月分にすると約555万円になります。

ボーナスは月にならして9.7万円、残業代は2.7万円

ボーナスなどは、1年間に支払われた分を12か月でならした金額で、月9万6,901円です。1年分にすると約116万円になります。給料の総額のうち、約21%がボーナスなどにあたります。

残業代などは月2万6,622円で、毎月決まって支払われる給料(36万5,900円)の約7.3%です。

この数字を読むときの注意

  • 税金や社会保険料を引く前の金額(額面)です。 手取りではありません
  • パートタイムで働く人も含んだ平均です。 ただし建設業はパートタイムの割合が5.53%と低く、ほとんどがフルタイムの人の数字です
  • ボーナスなどは、1年分を12か月でならした金額です。 実際には夏と冬などにまとめて支払われます
  • 従業員5人以上の事業所の数字です。 会社・職種・年齢の違いはすべてならされています

製造業・運輸業・全業種と比べると

業種基本給や毎月の手当残業代などボーナスなど合計
建設業33万9,278円2万6,622円9万6,901円46万2,801円
製造業30万4,192円3万1,739円9万4,351円43万282円
運輸業・郵便業27万6,228円4万2,061円6万756円37万9,045円
すべての業種(調査産業計)26万7,532円1万9,895円6万8,514円35万5,941円

出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025年分結果確報」第1表(事業所規模5人以上・1か月平均)

この4つの中で、建設業は 基本給や毎月の手当・ボーナス・合計のどれもいちばん多く なっています。ボーナスなどは、すべての業種の平均(6万8,514円)の約1.4倍です。

一方で、残業代などは製造業(3万1,739円)や運輸業・郵便業(4万2,061円)より少なくなっています。

フルタイムに限ると、基本給や毎月の手当で平均を上回る

パートタイムの人を除いて、フルタイムで働く人(一般労働者)だけで比べます。

内訳(フルタイムで働く人)建設業すべての業種差
基本給や毎月の手当35万2,240円34万634円+1万1,606円
残業代など2万7,994円2万7,477円+517円
ボーナスなど10万2,106円9万7,812円+4,294円
合計48万2,340円46万5,923円+1万6,417円

出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025年分結果確報」第1表(事業所規模5人以上・一般労働者・1か月平均)。差は表の数字から計算しました。

フルタイムで働く人に限ると、建設業は合計で月に約1.6万円、すべての業種の平均を上回っています。その差の大部分は 基本給や毎月の手当(+1万1,606円) で、残業代はほぼ平均と同じ(+517円)です。

製造業は反対で、フルタイムの基本給や毎月の手当は平均より約1.1万円低く、残業代とボーナスで上回っていました(→ 工場の給料は残業代込みでいくら?)。建設業の給料は、残業代に頼る部分が比較的小さいと読めます。

前の年より2.0%増えた

業種合計(月平均)前の年との比較
建設業46万2,801円2.0%増
製造業43万282円4.2%増
運輸業・郵便業37万9,045円2.0%減
すべての業種(調査産業計)35万5,941円2.3%増

出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025年分結果確報」第1表(事業所規模5人以上)

2025年の建設業の給料の総額は、前の年より2.0%増えました。すべての業種の平均(2.3%増)とほぼ同じ伸びで、製造業(4.2%増)よりは小さくなっています。

この数字から言えること・言えないこと

言えること

  • 2025年、建設業の給料はボーナス・残業代込みで月平均46万2,801円で、すべての業種の平均より約10.7万円高い
  • 建設業のボーナスなどは月9万6,901円(1年で約116万円)で、比べた4業種の中でいちばん多い
  • フルタイムで働く人に限ると、建設業は基本給や毎月の手当で平均を上回り、残業代は平均とほぼ同じ
  • 建設業の給料の総額は、前の年より2.0%増えた

言えないこと

  • 手取りの金額。この数字は税金や社会保険料を引く前の額面です
  • 施工管理や職人など、職種ごとの金額。この表は業種単位の平均です
  • 自分の会社のボーナスや残業代が、この平均と同じかどうか。会社・職種・時期で大きく変わります

建設業の年齢ごとの基本給は建設業の賃金は何歳がいちばん高い?に、職種ごとの求人倍率は建設業の求人倍率は職種でどれだけ違う?にまとめています。

働き方については、残業時間を建設業の平均残業時間はどれくらい?で、有給休暇の取得率を建設業は有給休暇が取りにくい?で、離職率を建設業の離職率は本当に高い?で、ほかの業種と比べています。会社の規模による賃金の違いは会社の規模で賃金はどれだけ違う?にあります。

製造業の数字は製造業の賃金は何歳がいちばん高い?、製造業の求人倍率は職種でどれだけ違う?、工場の正社員とそれ以外、給料はいくら違う?にまとめています。

製造業で辞めた人と入った人の数は、工場の離職率はどれくらい?で、ほかの業種と比べています。

建設業の年間休日は建設業の年間休日は本当に少ない?で、製造業やほかの業種と比べています。

ボーナス込みの給料で動くかどうかを考えるときに

平均で見ると、建設業は基本給や毎月の手当もボーナスも、比べた業種の中で多いほうです。ただし、これは業種全体の平均です。次のような人は、この平均の数字がそのまま当てはまりません。

  • ボーナスがない、または寸志程度の会社で働いている人
  • 日給月給などで、休みや天候によって毎月の給料が大きく変わる人
  • 現場の手当や出張の手当が多く、毎月の手当が平均よりかなり大きい人

まず自分の去年1年間の給料を「基本給と毎月の手当」「残業代」「ボーナス」に分けて、この平均と比べてから、動くかどうかを考えるほうが確実です。

給料の条件を、ほかの会社と比べてみたいときは

業種全体の平均は分かっても、自分の経験や資格で基本給やボーナスがどのくらいになるかは、平均からは分かりません。建設業界を専門にした転職エージェントの中には、転職するかどうかを決める前の段階でも、無料で面談できるところがあります。

公式サイトでは、利用は完全無料で、相談だけでもよいこと、平日の夜や土日祝日の面談も調整できることが案内されています。

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申し込む前に、面談の内容や条件をリンク先の公式ページで確かめてください。

次のような人には向きません。

  • 60歳以上の方(申し込みの対象外です)
  • 施工管理の経験や資格がない人(施工管理の経験者・資格保有者を主な対象にしたサービスです)
  • 業務委託やアルバイトのみを探している人(正社員希望の方向けのサービスです)
  • いまの給料の内訳に納得していて、数字だけ知りたい人(この記事の統計で足ります)

出典

  • 厚生労働省「毎月勤労統計調査 2025年分結果確報」第1表(月間現金給与額)・第3表(常用雇用及び労働異動率)

事業所規模5人以上の、2025年の1か月平均です。金額は税金や社会保険料を引く前の額面で、ボーナスなど(特別に支払われた給与)は1年分を12か月でならした金額です。

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