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2級の施工管理技士を受けようと考えたとき、「建築・土木・電気工事・管工事で、どれが受かりやすいのか」「第一次検定と第二次検定でどれくらい落ちるのか」が気になります。
ここでは、試験を行っている建設業振興基金と全国建設研修センターが公表した数字から、2級の4種類(建築・土木・電気工事・管工事)の合格率を、第一次検定と第二次検定に分けて並べます。
この記事で分かること
- 令和7年度の第二次検定の合格率は、建築32.7%・土木53.7%・電気工事51.8%・管工事50.0%。建築がいちばん低い
- 第一次検定(後期など)は、建築36.3%・土木49.7%・電気工事55.1%・管工事61.1%
- 前の年(令和6年度)から、建築の第一次は50.5%→36.3%、管工事の第二次は62.4%→50.0%に下がり、土木の第二次は35.3%→53.7%に上がった
- 令和8年度の第一次検定(前期・6月)は、建築46.9%・土木47.8%・電気工事57.4%・管工事62.5%
令和7年度の合格率:2級の4種類を比べる
| 2級の種類 | 第二次 合格率 | 第一次 合格率 | 第二次 受検者/合格者 | 第一次 受検者/合格者 |
|---|---|---|---|---|
| 建築 | 32.7% | 36.3% | 18,320人/5,991人 | 22,803人/8,285人 |
| 土木(種別:土木) | 53.7% | 49.7% | 21,111人/11,341人 | 24,556人/12,194人 |
| 電気工事 | 51.8% | 55.1% | 5,023人/2,600人 | 6,841人/3,772人 |
| 管工事 | 50.0% | 61.1% | 7,552人/3,776人 | 9,409人/5,752人 |
出典:一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 2級建築施工管理技術検定 結果表」「令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 結果表」、一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度2級土木施工管理技術検定 合格者の発表について」(2025年12月3日・2026年2月4日)「令和7年度2級管工事・電気通信工事・造園施工管理技術検定 合格者の発表について」(2026年1月5日・3月4日)
令和7年度の2級の第二次検定(技術検定の最後の試験)の合格率は、建築が32.7%でいちばん低く、土木53.7%・電気工事51.8%・管工事50.0%は半分前後でした。受検者がいちばん多いのは土木(21,111人)で、建築(18,320人)が続きます。
第一次検定は、管工事61.1%・電気工事55.1%・土木49.7%・建築36.3%の順でした。建築は第一次・第二次とも4種類の中でいちばん低い合格率です。
この数字を読むときの注意
- 第一次検定の数字は、秋の試験の分(「第一次検定(後期)」と、第一次・第二次を同じ日に受けた人の第一次検定)です。6月の「第一次検定(前期)」は入っていません
- 土木は「種別:土木」の数字です(ほかに鋼構造物塗装・薬液注入の種別があります)
- 試験日は、建築・電気工事が2025年11月9日、土木が10月26日、管工事が11月16日でした
前の年と比べると:建築の第一次と管工事の第二次が下がった
| 2級の種類 | 第二次 令和6年度 | 第二次 令和7年度 | 第一次 令和6年度 | 第一次 令和7年度 |
|---|---|---|---|---|
| 建築 | 40.7% | 32.7% | 50.5% | 36.3% |
| 土木(種別:土木) | 35.3% | 53.7% | 44.6% | 49.7% |
| 電気工事 | 51.4% | 51.8% | 47.5% | 55.1% |
| 管工事 | 62.4% | 50.0% | 65.1% | 61.1% |
出典:上の表と同じ資料の「前年度」「参考 令和6年度」の欄
前の年(令和6年度)と比べると、動きは種類ごとにばらばらです。建築は第一次が50.5%→36.3%、第二次が40.7%→32.7%と、どちらも下がりました。管工事は第二次が62.4%→50.0%に下がっています。反対に土木の第二次は35.3%→53.7%と大きく上がり、合格者も6,646人→11,341人に増えました。
合格率は、その年の問題の難しさと受ける人の顔ぶれで毎年変わります。1年の数字だけで「受かりやすい・受かりにくい」は決められません。
令和8年度の第一次検定(前期):建築46.9%・土木47.8%
| 2級の種類 | 合格率 | 受検者 | 合格者 | 令和7年度の前期 |
|---|---|---|---|---|
| 建築 | 46.9% | 15,465人 | 7,249人 | ― |
| 土木(種別:土木) | 47.8% | 14,060人 | 6,723人 | 51.8% |
| 電気工事 | 57.4% | 4,646人 | 2,669人 | ― |
| 管工事 | 62.5% | 5,570人 | 3,483人 | 63.1% |
出典:一般財団法人 建設業振興基金「2級建築施工管理技術検定 第一次検定(前期)実施結果」「2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)実施結果」(令和8年度・合格通知日 2026年7月13日)、一般財団法人 全国建設研修センター「令和8年度2級土木・管工事・電気通信工事・造園施工管理技術検定『第一次検定(前期)』の合格者の発表について」(2026年7月7日)。建築・電気工事の令和7年度の前期は、公表ページに今は載っていないため「―」
2026年6月に行われた令和8年度の第一次検定(前期)の合格率は、建築46.9%・土木47.8%・電気工事57.4%・管工事62.5%でした。合格基準は、どれも40問中24問以上の正解(得点60%以上)です。
第一次検定は17歳以上なら受けられる
2級の第一次検定は、学歴や実務経験に関係なく、受検する年度の末に17歳以上になる人なら受けられます。合格すると「2級○○施工管理技士補」と名のることができます。第二次検定は、令和6年度からの制度の見直しで、第一次検定に合格したあと決められた年数の実務経験を積んだ人が受けられる形になりました(令和10年度までは、見直し前の受検資格で受けられる経過措置があります)。
令和8年度の建築の第一次検定(前期)の合格者のうち、21歳未満が21.2%、学校や勤務先で見ると高等学校が17.2%でした。若いうちに第一次検定だけ先に受ける人が多いことが分かります。一方で、令和7年度の建築の第二次検定の合格者は、93.1%が建設業で働く人でした。
実務経験の年数の数え方は、種類や学歴・持っている資格で違います。自分がいつ第二次検定を受けられるかは、受検の手引で確かめてください。
この数字から言えること・言えないこと
言えること
- 令和7年度の2級の第二次検定は、建築32.7%がいちばん低く、土木・電気工事・管工事は50%前後だった
- 前の年からの動きは種類ごとに違い、建築は第一次・第二次とも下がり、土木の第二次は大きく上がった
- 第一次検定は17歳以上なら学歴・実務経験に関係なく受けられ、若い人も多く受かっている
言えないこと
- どの勉強のしかたなら受かるか(合格率は受けた人全体の結果です)
- 独学の人と講座を使った人で、合格率に差があるか(公表されていません)
- 来年度の合格率がどうなるか(毎年変わります)
よくある質問
Q. 2級の施工管理技士で、いちばん受かりやすいのはどれですか?
令和7年度の第二次検定では、土木(53.7%)・電気工事(51.8%)・管工事(50.0%)が半分前後、建築(32.7%)が低めでした。ただし前の年は管工事が62.4%、土木が35.3%と、順番は年によって入れ替わります。仕事で使う種類を選ぶのが先です。
Q. 第一次検定の合格基準は?
建築・電気工事・土木(種別:土木)・管工事とも、得点が60%以上(40問中24問以上の正解)が合格です。第二次検定も得点60%以上が合格基準です(どちらも、試験の実施状況などで変わることがあると書かれています)。
Q. 1級の合格率は?
1級の建築・土木・電気工事・管工事の第一次・第二次検定の合格率は施工管理技士の合格率は?1級建築・土木・電気工事・管工事の一次と二次を比較にまとめています。第二次検定の勉強をどこから始めるかは1級施工管理技士の勉強はどこから?に書いています。
2級を受けるか考えるときに
平均で見ると、2級の第二次検定は半分前後の人が受かっていますが、建築は3人に1人ほどです。次のような人は、合格率の数字だけで決めない方が確実です。
- 今の仕事で、どの種類(建築・土木・電気工事・管工事)の資格が求められているかを、まだ確かめていない人
- 第二次検定に必要な実務経験の年数を、まだ数えていない人
- 会社に講習会や受検費用の補助があるかを、まだ聞いていない人
まず受ける種類と、第二次検定を受けられる時期を確かめてから、勉強の方法を考えるほうが確実です。施工管理の年収の年齢別・会社の規模別は施工管理の平均年収はいくら?にまとめています。
受験対策の講座を、比べてみたいときは
施工管理技士の受験対策には、通学の講座、試験前の講習会、通信講座、市販の参考書などがあります。第二次検定の経験記述について、添削を受けられる通信講座もあります。
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経験記述は、自分が担当した現場の経験をもとに、自分で書くものです。講座は、添削や書き方の指導を受ける使い方をおすすめします。2級の講座があるか、講座の内容と料金を、リンク先の公式ページで確かめてください。
次のような人には向きません。
- 受検資格(第二次検定に必要な実務経験の年数など)を、まだ確かめていない人
- 会社で講習会や受検費用の補助がある人(先に社内の制度を確かめてください)
- 市販の参考書と過去問だけで勉強を続けられる人
- まず無料の教材で試してみたい人(有料の講座です)
出典
- 一般財団法人 建設業振興基金「令和7年度 2級建築施工管理技術検定 結果表」「令和7年度 2級電気工事施工管理技術検定 結果表」「2級建築施工管理技術検定 第二次検定 実施結果」「2級電気工事施工管理技術検定 第二次検定 実施結果」(令和7年度)
- 一般財団法人 建設業振興基金「2級建築施工管理技術検定 第一次検定(前期)実施結果」「2級電気工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)実施結果」(令和8年度)
- 一般財団法人 全国建設研修センター「技術検定試験 合格発表公表資料」(令和7年度2級土木 第一次・第二次、令和7年度2級管工事 第一次・第二次、令和8年度2級 第一次検定(前期))


