電験三種は科目合格で何回に分ける?上期は4科目合格3,223人に対し科目合格者7,193人、免除は最大連続5回【令和8年度】

電験三種 令和8年度上期 4科目合格3,223人・科目合格7,193人 製造業

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電験三種(第三種電気主任技術者試験)を受けようと考えると、「4科目を1回でそろえる必要があるのか」「科目合格を使うと何回かかるのか」が気になります。

ここでは、試験を実施している一般財団法人 電気技術者試験センターの発表から、最新回の合格者と科目合格者の人数、科目ごとの受験者を並べ、科目合格の制度を使って計画を立てるときに確かめたいことをまとめます。

この記事で分かること

  • 令和8年度上期は、4科目すべてに合格した人が3,223人(合格率12.8%)、一部の科目に合格した人(科目合格者)が7,193人で、約2.2倍(前回の令和7年度下期は3,164人と6,680人)
  • 科目ごとの受験者は17,311人〜17,792人で、受験者全体(25,127人)より少ない。合格した科目が免除になっている人などがいるため
  • 合格した科目は、申請により最大で連続5回まで試験が免除される

電験三種を独学・通信講座・通学のどれで勉強するかの選び方は電験三種は独学・通信講座・通学のどれで勉強する?にまとめています。

4科目合格は3,223人、科目合格は7,193人

区分人数・割合
受験者25,127人
4科目すべて合格3,223人(合格率12.8%)
科目合格者(4科目合格者を除く)7,193人

出典:一般財団法人 電気技術者試験センター「令和8年度第三種電気主任技術者上期試験の結果について」(2026年10月19日)

令和8年度上期は、4科目すべてに合格した人が3,223人だったのに対し、一部の科目だけに合格した人(科目合格者)は7,193人で、約2.2倍でした。1回で4科目をそろえた人より、何科目かを先に取った人のほうが多い結果です。

科目ごとの受験者と合格率

科目受験者数合格者数合格率
理論17,792人4,326人24.3%
電力17,311人3,515人20.3%
機械17,393人3,502人20.1%
法規17,497人3,980人22.7%

出典:一般財団法人 電気技術者試験センター「令和8年度第三種電気主任技術者上期試験の結果について」

科目ごとの受験者は17,311人〜17,792人で、受験者全体(25,127人)より約7,300〜7,800人少なくなっています。前の回までに合格した科目が免除になっていて、その科目を受けなかった人などがいるためです。

科目ごとの合格率は、機械20.1%がいちばん低く、理論24.3%がいちばん高くなっています。どの科目も、受けた人の2割前後です。

科目合格の制度:最大で連続5回まで免除

電験三種は、理論・電力・機械・法規の4科目すべてに合格すると合格になります。試験センターの案内では、一部の科目に合格すると、その後の申請により、最大で連続して5回までその科目の試験が免除されます。令和4年度から試験は年2回なので、5回はおよそ2年半にあたります。

そのため、「1回目は理論と法規、2回目は電力と機械」のように、何回かに分けて合格をめざす計画も立てられます。ただし、免除の期間が切れると、その科目はもう一度受ける必要があります。

合格率は回によって8%台〜21%台

回合格率(目安)
令和4年度上期8.3%
令和4年度下期15.7%
令和5年度上期16.6%
令和5年度下期21.2%
令和6年度上期16.0%
令和6年度下期16.8%
令和7年度上期12.9%
令和7年度下期13.1%
令和8年度上期12.8%

出典:一般財団法人 電気技術者試験センター「第三種電気主任技術者試験の試験結果と推移」。合格者÷受験者で計算した目安です(令和7年度下期・令和8年度上期は試験センターの発表の値)

年2回になってから、合格率は回によって8.3%から21.2%まで動いています。くわしい推移は電験三種の合格率は?にまとめています。

この数字から言えること・言えないこと

言えること

  • 最新回では、科目合格者(7,193人)が4科目合格者(3,223人)の約2.2倍
  • 科目ごとの受験者は受験者全体より約7,300〜7,800人少なく、科目の免除を使っている人などがいる
  • 合格した科目は、申請により最大で連続5回まで免除される

言えないこと

  • 何回目の受験で4科目そろう人が多いか。この資料からは分かりません
  • 独学で受かる人の割合、講座を使った人の合格率
  • 必要な勉強時間

電験三種の合格率や科目合格の数字は、YouTubeのショート動画でも並べています:電験三種の数字(合格率・科目合格)の再生リスト

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科目の分け方を考えるときに

科目合格の制度を使うなら、次のことを先に確かめておくと計画が立てやすくなります。

  • 過去の試験問題(試験センターのサイトで公開)を1回分解いて、4科目のうち苦手な科目を知る
  • 1回目に受ける科目と、免除が切れる回(最大で連続5回)を書き出しておく
  • 今の職場で、電験三種を持つと仕事や手当がどう変わるかを確かめる
  • 会社に講習会や受験費用の補助があるかを確かめる

電験三種の講座を、比べてみたいときは

合格率は試験の難しさの目安にはなりますが、どの勉強方法が自分に合うかまでは分かりません。電験三種の受験対策には、通信講座、通学の講座、市販の参考書と過去問などがあります。

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次のような人には向きません。

  • まず無料の教材や市販の参考書で、自分に合うか試してみたい人(有料の講座です)
  • 会社で講習会や受験費用の補助がある人(先に社内の制度を確かめてください)
  • 過去問だけで勉強を続けられる人
  • 試験の申し込みや科目免除の手続きを相談したい人(試験のことは、電気技術者試験センターが窓口です)

出典

  • 一般財団法人 電気技術者試験センター「令和8年度第三種電気主任技術者上期試験の結果について」(2026年10月19日)
  • 一般財団法人 電気技術者試験センター「第三種電気主任技術者試験の試験結果と推移」
  • 一般財団法人 電気技術者試験センター「第三種電気主任技術者試験 試験概要」(科目合格制度)
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