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機械設計の仕事に興味があると、「機械設計の年収はどれくらいか」「会社の大きさでどれだけ違うのか」が気になります。
ここでは、厚生労働省が2026年3月24日に公表した「令和7年賃金構造基本統計調査」から、職種「機械技術者」の給料とボーナスを使って、年収の目安を出します。
この記事で分かること
- 機械技術者の年収の目安は約659万円(平均42.3歳、残業代込みの月の給与421,400円+年間賞与1,533,600円)
- 会社の規模で差が大きく、1,000人以上は約746万円、10〜99人は約525万円で、約220万円の差
- 製造業の技術者では、輸送用機器技術者(約725万円)、電気・電子・電気通信技術者(約704万円)が機械技術者より高い
機械技術者の年収の目安:約659万円
| 職種 | 平均年齢 | 月の給与(残業代込み) | 年間賞与 | 年収の目安 | 残業時間(月) |
|---|---|---|---|---|---|
| 輸送用機器技術者 | 41.4歳 | 447,600円 | 1,882,300円 | 約725万円 | 20時間 |
| 電気・電子・電気通信技術者 | 42.1歳 | 448,600円 | 1,656,200円 | 約704万円 | 16時間 |
| 機械技術者 | 42.3歳 | 421,400円 | 1,533,600円 | 約659万円 | 16時間 |
| 化学技術者 | 41.5歳 | 412,700円 | 1,464,900円 | 約642万円 | 13時間 |
| 金属技術者 | 43.8歳 | 396,100円 | 1,316,100円 | 約607万円 | 19時間 |
| (参考)全体(産業計・全職種) | 44.4歳 | 370,500円 | 1,009,600円 | 約546万円 | 11時間 |
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」職種 第1表(職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計))・産業大分類 第1表。一般労働者、企業規模計(10人以上)、男女計。電気・電子・電気通信技術者は「通信ネットワーク技術者を除く」。年収の目安は「月の給与×12か月+年間賞与」で計算しています
機械技術者は、この統計で機械の設計などをする技術者が入る職種の区分です。機械設計の人だけでなく、ほかの機械の技術者も入るため、機械設計だけの年収ではない点に注意してください。
機械技術者の年収の目安は約659万円で、全体(約546万円)より約113万円高くなっています。平均年齢は42.3歳、平均の勤続年数は15.0年です。
製造業のほかの技術者と比べると、輸送用機器技術者(約725万円)と電気・電子・電気通信技術者(約704万円)が高く、機械技術者はその次です。差の多くはボーナスで、輸送用機器技術者の年間賞与は機械技術者より約35万円多くなっています。
月の給与のうち、残業代を除いた所定内給与は375,900円です。残業時間は月16時間で、全体(11時間)より少し長くなっています。
会社の規模別:1,000人以上と10〜99人で約220万円の差
| 会社の規模 | 平均年齢 | 月の給与(残業代込み) | 年間賞与 | 年収の目安 | 残業時間(月) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1,000人以上 | 41.7歳 | 465,500円 | 1,869,200円 | 約746万円 | 17時間 |
| 100〜999人 | 41.5歳 | 390,700円 | 1,415,100円 | 約610万円 | 16時間 |
| 10〜99人 | 45.3歳 | 363,400円 | 893,000円 | 約525万円 | 12時間 |
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」職種 第1表(機械技術者、男女計)。年収の目安は「月の給与×12か月+年間賞与」で計算しています
機械技術者の年収の目安は、1,000人以上の会社で約746万円、10〜99人の会社で約525万円で、約220万円の差があります。
差がいちばん大きいのはボーナスです。年間賞与は1,000人以上で約187万円、10〜99人で約89万円と、2倍以上違います。
この統計の機械技術者のうち、約48%が1,000人以上の会社で働く人です(推計の労働者数から計算)。
男女別:男性約677万円、女性約494万円
| 区分 | 平均年齢 | 月の給与(残業代込み) | 年間賞与 | 年収の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 男性 | 42.6歳 | 431,900円 | 1,585,200円 | 約677万円 |
| 女性 | 39.8歳 | 324,200円 | 1,053,500円 | 約494万円 |
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」職種 第1表(機械技術者、企業規模計)
機械技術者の約9割が男性です。女性は平均年齢が約3歳若く、勤続年数も男性の15.3年に対して12.2年と短いため、年齢や勤続の違いも差に入っています。
この数字から言えること・言えないこと
言えること
- 機械技術者の年収の目安は約659万円で、全体の約546万円より高い
- 会社の規模で差が大きく、1,000人以上と10〜99人で約220万円違う。差の多くはボーナス
- 製造業の技術者では、輸送用機器・電気の技術者のほうが機械技術者より高い
言えないこと
- 機械設計だけの年収。機械技術者には、設計以外の機械の技術者も入ります
- 何歳でいくらになるか。この記事では年齢別の数字は載せていません。上の数字は平均42.3歳・勤続15.0年の人の平均です
- 未経験から機械設計に移ったときの年収。経験年数ごとの数字は、この表からは分かりません
- 派遣や業務委託で働く人の年収。この数字は、会社に雇われて働く一般労働者のものです
機械設計の仕事に移るか考えるときに
機械技術者の年収は、全体の平均より高めです。ただし、次のような人は、この数字だけで仕事を変えるかどうかを決めないほうが確実です。
- 自分の年収を、ボーナス込みで計算したことがない人(機械技術者の年収の2割あまりはボーナスです)
- 今の会社と同じ規模の数字と比べていない人(規模で約220万円違います)
- 平均年収が、そのまま自分の年収になると考えている人(平均42.3歳・勤続15.0年の人の数字です)
まず自分の年収をボーナス込みで出し、同じ規模の会社の数字と比べてから、ほかの会社と比べるほうが確実です。
給料の条件がちがう工場の仕事を、比べてみたいときは
統計で分かるのは、機械技術者全体の給料の平均までです。自分の経験で、どんな給料の条件の仕事があるかは、この数字からは分かりません。製造業・メーカーを専門にした転職エージェントの中には、転職するかどうかを決める前の段階でも、無料で面談できるところがあります。
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申し込む前に、面談の内容や条件をリンク先の公式ページで確かめてください。
次のような人には向きません。
- 学生の方(申し込みの対象外です)
- すでにこのサービスを利用したことがある方
- 製造業以外の仕事に移ることを考えている人
- 機械設計を学べる講座や学校を探している人(学び直しの相談は、ハローワークの職業訓練の窓口が相談先です)
出典
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(2026年3月24日公表)一般労働者 職種 第1表(職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計))
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 産業大分類 第1表(産業計)
この記事の数字は、Instagram(@genba.tenshoku)のリールでも短く紹介しています。


