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建設会社や測量の会社で働いていると、「測量士補を取っておくといい」と言われることがあります。測量士補は、年齢・学歴・実務経験に関係なく誰でも受けられる国家資格です。そのときに気になるのが「どれくらいの人が受かっているのか」です。
ここでは、試験を行っている国土交通省 国土地理院の発表から、令和8年(2026年5月17日実施)の測量士補・測量士の合格率と、5年の推移を並べます。
この記事で分かること
- 令和8年の測量士補の合格率は44.4%(受験者12,269人・合格者5,447人)
- 令和8年の測量士の合格率は24.2%(受験者3,966人・合格者961人)
- 5年の合格率は、測量士補が31.4%〜51.2%、測量士が10.3%〜40.2%と、年によって大きく変わる
令和8年の測量士補の合格率は44.4%、測量士は24.2%
| 試験 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 測量士補 | 12,269人 | 5,447人 | 44.4% |
| 測量士 | 3,966人 | 961人 | 24.2% |
出典:国土交通省 国土地理院「令和8年測量士補試験の合格者を発表」(2026年6月25日)・「令和8年測量士試験の合格者を発表」(2026年7月9日)・「測量士・測量士補試験問題・解答例及び実施結果(受験者数・合格者数・合格率)」(令和8年5月17日実施)
令和8年の測量士補は、受けた人の半分近く(44.4%)が合格しました。測量士は約4人に1人(24.2%)です。合格した人数は、前の年(令和7年)と比べて測量士補が6,837人→5,447人(1,390人減)、測量士が1,487人→961人(526人減)でした。
合格の基準は、国土地理院の受験案内に書かれています。測量士補は択一式28問・1問25点の700点満点で、450点以上(18問以上の正解)が合格です。測量士は、午前(択一式・700点満点)が450点以上で、かつ午前と午後(記述式・700点満点)の合計が910点以上で合格です。
5年の推移:測量士補は31.4%〜51.2%、測量士は10.3%〜40.2%
| 年 | 測量士補 受験者 | 測量士補 合格率 | 測量士 受験者 | 測量士 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和4年 | 12,556人 | 44.1% | 3,194人 | 14.4% |
| 令和5年 | 13,480人 | 32.2% | 3,667人 | 10.3% |
| 令和6年 | 13,633人 | 31.4% | 3,717人 | 13.0% |
| 令和7年 | 13,363人 | 51.2% | 3,703人 | 40.2% |
| 令和8年 | 12,269人 | 44.4% | 3,966人 | 24.2% |
出典:国土交通省 国土地理院「令和8年測量士補試験の合格者を発表」(2026年6月25日)・「令和8年測量士試験の合格者を発表」(2026年7月9日)・「測量士・測量士補試験問題・解答例及び実施結果(受験者数・合格者数・合格率)」。合格率は国土地理院の発表のとおり
測量士補の合格率は、令和5年・令和6年は3割台でしたが、令和7年は51.2%と5年でいちばん高く、令和8年は44.4%でした。測量士はもっと大きく動き、令和5年の10.3%から令和7年は40.2%まで上がり、令和8年は24.2%でした。5年を合わせると、測量士補は65,301人が受けて26,442人(40.5%)、測量士は18,247人が受けて3,772人(20.7%)が合格しています(この記事で計算)。
合格率がこれだけ年によって違うので、「去年は受かりやすかった」という話だけで、次の年の難しさを決めることはできません。
測量士補と測量士の違い
| 項目 | 測量士補 | 測量士 |
|---|---|---|
| できる仕事(国土地理院の説明) | 測量士が作った計画に従って測量を行う | 測量に関する計画を作り、測量を行う |
| 試験の形 | 択一式 28問 | 午前 択一式28問・午後 記述式 |
| 合格の基準 | 700点満点で450点以上 | 午前450点以上かつ合計910点以上 |
| 受験資格 | 年齢・学歴・実務経験・国籍に関係なく受けられる | 同じ |
出典:国土交通省 国土地理院「令和8年測量士・測量士補試験について(受験案内)」、各合格者発表
国土地理院の発表では、測量士補も測量士も「技術者として基本測量又は公共測量に従事するために必要な資格」とされています。試験に合格すると資格を取る要件を満たし、そのうえで登録の手続きをします。試験は年1回で、令和8年は5月17日(日)、合格発表は測量士補が6月25日、測量士が7月9日でした。
この数字から言えること・言えないこと
言えること
- 令和8年の測量士補の合格率は44.4%、測量士は24.2%
- 5年の合格率は年によって大きく違う(測量士補 31.4%〜51.2%、測量士 10.3%〜40.2%)
- 測量士補は700点満点で450点以上が合格
言えないこと
- 何時間勉強すれば受かるか(国の発表に勉強時間の数字はありません)
- 測量士補を取ると給料がいくら上がるか(資格ごとの給料の統計はありません)
- 令和9年の試験の日や合格率(令和9年の受験案内はまだ出ていません。国土地理院の発表で確かめてください)
ほかの資格の合格発表の日は資格の合格発表はいつ?電験三種・宅建・建築士・施工管理技士の発表日一覧に、施工管理技士の合格率は施工管理技士の合格率は?1級建築・土木・電気工事・管工事の一次と二次を比較にまとめています。
よくある質問
Q. 測量士補は誰でも受けられますか?
A. 国土地理院の受験案内では、「年齢、性別、学歴、実務経験及び国籍に関係なく受験できます」とされています。
Q. 測量士補は何問正解すれば合格ですか?
A. 令和8年の受験案内では、1問25点の700点満点で450点以上が合格です。28問のうち18問以上の正解にあたります。
Q. 測量士補を持っていないと測量士は受けられませんか?
A. 受験資格は測量士・測量士補とも同じで、測量士補を持っていなくても測量士の試験は受けられます(国土地理院の受験案内)。
測量士補を受けるか考えるときに
測量士補は、受けた人の3〜5割ほどが合格する年が多い試験です。ただし、次のような人は、合格率だけで受けるかどうかを決めないほうが確実です。
- 今の会社で、測量士補の資格手当や、測量士補が要る仕事があるかを、まだ確かめていない人
- 測量士補を取ったあと、測量士や土地家屋調査士など次に何を目指すか、まだ決めていない人
- 次の試験(例年5月)までに、勉強の時間をどれくらい取れるかを、まだ考えていない人
まず今の会社で測量士補が役に立つかを確かめ、勉強の時間を見積もってから、講座を使うかどうかを考えるほうが確実です。
測量士補の勉強を、オンライン講座で進めたいときは
統計で分かるのは合格率までで、どう勉強すれば受かるかは分かりません。仕事をしながら受ける人の中には、スマートフォンやパソコンで講義を見られるオンライン講座を使う人もいます。
講座の中身・受講料、無料で受け取れる教材があるときはその条件を、リンク先の公式ページで確かめてください。
向かない人:次のような人には、この講座は向きません。
- お金をかけずに勉強したい人(講座は、無料の教材のほかは有料です)
- 紙のテキストだけで勉強したい人(講義は動画で見る形です)
- 試験の申し込みや日程を知りたい人(試験は国土交通省 国土地理院が行っています)
出典
- 国土交通省 国土地理院「令和8年測量士補試験の合格者を発表」(2026年6月25日)
- 国土交通省 国土地理院「令和8年測量士試験の合格者を発表」(2026年7月9日)
- 国土交通省 国土地理院「測量士・測量士補試験問題・解答例及び実施結果(受験者数・合格者数・合格率)」(令和4年〜令和8年)
- 国土交通省 国土地理院「令和8年測量士・測量士補試験について(受験案内)」


