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転職を考えはじめると、「何月ごろに動くのがよいのか」「求人が多い時期はあるのか」が気になります。
ここでは、厚生労働省の「一般職業紹介状況」(令和8年8月分、2026年10月2日公表)の参考統計表から、ハローワークに新しく出された求人の数(新規求人数)と、新しく仕事を探しはじめた人の数(新規求職申込件数)を、2025年の月ごとに並べます。
この記事で分かること
- 2025年に新しく出された求人がいちばん多かったのは1月の907,161件。次が10月(860,362件)、2月(840,398件)
- 新しく仕事を探しはじめた人がいちばん多かったのは4月の513,564件で、ほかの月より10万件以上多い
- 求人1件あたりの競争で見ると、4月は求職者が多いぶん、新規求人倍率がいちばん低い(計算で1.64倍)
2025年の月別:新規求人と新規求職
| 月 | 新規求人数 | 新規求職申込件数 | 新規求人倍率(計算) |
|---|---|---|---|
| 1月 | 907,161件 | 397,203件 | 2.28倍 |
| 2月 | 840,398件 | 361,091件 | 2.33倍 |
| 3月 | 806,519件 | 378,090件 | 2.13倍 |
| 4月 | 839,759件 | 513,564件 | 1.64倍 |
| 5月 | 786,018件 | 392,219件 | 2.00倍 |
| 6月 | 771,856件 | 349,223件 | 2.21倍 |
| 7月 | 833,113件 | 359,459件 | 2.32倍 |
| 8月 | 743,628件 | 321,725件 | 2.31倍 |
| 9月 | 780,853件 | 352,513件 | 2.22倍 |
| 10月 | 860,362件 | 373,457件 | 2.30倍 |
| 11月 | 719,092件 | 293,427件 | 2.45倍 |
| 12月 | 772,097件 | 298,520件 | 2.59倍 |
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」参考統計表(実数・パートタイムを含む一般、2026年10月2日公表)。新規求人倍率は、新規求人数を新規求職申込件数で割って計算しています
この数字は、全国のハローワークに、その月に新しく出された求人と、新しく申し込んだ求職者の数です。季節による動きを取りのぞく前の「原数値」なので、月ごとの違いがそのまま出ています。
求人が多い月:1月・10月・2月
2025年の1年間で、新しく出された求人がいちばん多かったのは1月(907,161件)でした。1年の月平均(約80.5万件、計算)より約1割多くなっています。
次に多いのが10月(860,362件)、2月(840,398件)、4月(839,759件)、7月(833,113件)です。反対に少ないのは、11月(719,092件)と8月(743,628件)でした。
2026年も、1月は865,721件で、4月(809,517件)や7月(826,561件)より多くなっています。年の初めに求人が多い形は、2年続けて見られます。2026年8月も718,656件で、2025年と同じく8月は求人が少ない月でした。
仕事を探す人が多い月:4月
新しく仕事を探しはじめた人は、4月が513,564件で、ほかの月より大きく多くなっています。2026年の4月も522,095件で、同じように多い月でした。
求人の数を、仕事を探す人の数で割った「新規求人倍率」を計算すると、4月は1.64倍で、1年でいちばん低くなります。求人が多くても、同じ時期に探す人も多いため、1つの求人に集まる人が多くなりやすい月と言えます。
反対に、12月(2.59倍)、11月(2.45倍)は、求人の数は少なめですが、探す人がもっと少ないため、倍率は高くなっています。
この数字から言えること・言えないこと
言えること
- 2025年にハローワークに新しく出された求人は、1月がいちばん多く、11月・8月が少なかった
- 新しく仕事を探しはじめた人は4月がとびぬけて多く、2025年・2026年とも同じ形だった
- 新規求人倍率(計算)は4月がいちばん低く、11月・12月が高かった
言えないこと
- 何月に動けば、転職がうまくいくか。求人の数や倍率は、自分に合う仕事があるかどうかとは別です
- 建設業・製造業だけの月別の動き。この表は全部の産業を合わせた数字です
- ハローワーク以外(転職サイトや紹介会社など)の求人の月別の動き。この統計はハローワークの数字です
また、原数値は、その月の日数やハローワークが開いている日数などにも左右されます。1か月の数字の大きさだけで、景気がよくなった・悪くなったとは判断できません。
転職の時期を考えるときに
求人は1月に多く、仕事を探す人は4月に多い、という形がありました。ただし、次のような人は、この数字だけで転職の時期を決めないほうが確実です。
- 今の仕事の区切り(工期・繁忙期・ボーナスの支給日など)を、まだ確かめていない人
- 求人が多い月に合わせて、次の仕事が決まる前に今の仕事を辞めようと考えている人(辞めてから次が決まるまでの期間は人によって大きく違います)
- 自分の職種や地域で、求人がどれくらいあるかを、まだ調べていない人(全体の数字と、自分の職種の数字は違います)
まず今の仕事の区切りと、自分の職種・地域の求人の多さを確かめ、次の仕事の見通しを立ててから、時期を決めるほうが確実です。
転職の時期と会社を、比べてみたいときは
統計で分かるのは、ハローワーク全体の月ごとの求人と求職の数までです。自分の経験で、いつ・どんな条件の会社があるかは、この数字からは分かりません。建設業界を専門にした転職エージェントの中には、転職するかどうかを決める前の段階でも、無料で面談できるところがあります。
公式サイトでは、利用は完全無料で、相談だけでもよいこと、平日の夜や土日祝日の面談も調整できることが案内されています。
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申し込む前に、面談の内容や条件をリンク先の公式ページで確かめてください。
次のような人には向きません。
- 60歳以上の方(申し込みの対象外です)
- 施工管理の経験や資格がない人(施工管理の経験者・資格保有者を主な対象にしたサービスです。職人として働き続けたい人には合わないことがあります)
- 業務委託やアルバイトのみを探している人(正社員希望の方向けのサービスです)
- 建設業以外の仕事に移ることを考えている人
出典
- 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)について」(2026年10月2日)報道発表資料・参考統計表


