電験三種は独学・通信講座・通学のどれで勉強する?合格率12.8%・科目合格者7,193人から考える選び方【令和8年度】

製造業

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電験三種(第三種電気主任技術者試験)を受けようと決めると、次に迷うのが「独学でいくか、通信講座を使うか、教室に通うか」です。

ここでは、試験を実施している一般財団法人 電気技術者試験センターの発表から、合格率と科目合格の数字を確かめたうえで、自分の状況ごとに、勉強の仕方をどう選ぶかと、講座を選ぶ前に確かめたいことをまとめます。講座の順位づけはしません。

この記事で分かること

  • 令和8年度上期の合格率は12.8%。4科目すべての合格者3,223人に対し、一部の科目に合格した人(科目合格者)は7,193人
  • 合格した科目は申請により最大で連続5回まで免除されるので、何回かに分けて受かる計画も立てられる
  • 独学・通信講座・通学のどれが合うかは、続けられるか・質問先がほしいか・費用・給付金の対象かで分かれる

結論:自分の状況で、勉強の仕方を分ける

  • 一人で計画を立てて続けられる/費用をできるだけ抑えたい
    → 市販の参考書と過去問(独学)(試験問題と解答は、電気技術者試験センターのサイトで公開されている)
  • 一人だと続かない/分からないところを質問したい
    → 通信講座(オンライン)(料金の総額・質問の方法・受講できる期間・給付金の対象か)
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  • 決まった日に、教室で教わりたい
    → 通学の講座(通える場所と日程)
    【PR】能セン(通学もあり)
  • 会社に講習会や受験費用の補助がある
    → まず社内の制度を使う(補助の対象になる講座や条件)
  • 1回で4科目をそろえるのは難しそう
    → 科目合格を使って、何回かに分ける(合格した科目の免除は最大で連続5回まで)

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一人だと続かない人が、講座の中身を見てみたいときは

公式サイトによると、能センの電験三種の講座にはオンラインと通学があり、電験三種のオンライン講座(2コース)は2026年4月1日から一般教育訓練給付制度の指定講座になっています。給付を受けられるかどうかは、雇用保険に入っていた期間などの条件で決まります。

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電験三種はどれくらい受かる試験か

区分人数・割合
受験者25,127人
4科目すべて合格3,223人(合格率12.8%)
科目合格者(4科目合格者を除く)7,193人

出典:一般財団法人 電気技術者試験センター「令和8年度第三種電気主任技術者上期試験の結果について」(2026年10月19日)

科目受験者数合格者数合格率
理論17,792人4,326人24.3%
電力17,311人3,515人20.3%
機械17,393人3,502人20.1%
法規17,497人3,980人22.7%

出典:一般財団法人 電気技術者試験センター「令和8年度第三種電気主任技術者上期試験の結果について」

令和8年度上期は、受験者25,127人のうち4科目すべてに合格したのは3,223人(12.8%)でした。科目ごとに見ても、合格率は20.1%〜24.3%で、どの科目も受けた人の2割前後です。

一方で、一部の科目だけに合格した人は7,193人で、4科目合格者の約2.2倍いました。合格した科目は、申請により最大で連続5回まで免除されます。試験は年2回なので、5回はおよそ2年半です。1回で4科目そろえるか、何回かに分けるかで、必要な勉強の量と期間の考え方が変わります。

合格率の推移は電験三種の合格率は?、科目合格の使い方は電験三種は科目合格で何回に分ける?にまとめています。

講座を選ぶ前に確かめたい5つ

  • 料金の総額:入会金・教材費・模擬試験などを入れた合計で比べる
  • 給付金の対象か:一般教育訓練給付は費用の20%(上限10万円)。対象の講座かは、厚生労働省の「教育訓練講座検索システム」でも確かめられる
  • 質問の方法と回数:メール・オンライン相談など、どの方法で、何回まで質問できるか
  • 受講できる期間:科目合格を使って何回かに分けるなら、受講期間が試験の何回分にあたるか
  • 次の試験の日程:令和8年度下期は、申し込みが2026年11月9日〜11月26日、筆記方式の試験が2027年3月21日

電験三種の講座の例

オンラインと通学がある講座:能セン

電験三種や1・2級施工管理技士などの国家資格に絞った講座です。公式サイトによると、電験三種はオンライン講座と通学講座があり、講師への質問や、勉強の進み具合を管理する仕組みがあります。電験三種のオンライン講座(2コース)は、一般教育訓練給付制度の指定講座です。

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申し込む前に、講座の内容と料金をリンク先の公式ページで確かめてください。

次のような人には向きません。

  • まず無料の教材や市販の参考書で、自分に合うか試してみたい人(有料の講座です)
  • 会社で講習会や受験費用の補助がある人(先に社内の制度を確かめてください)
  • 過去問だけで勉強を続けられる人
  • 試験の申し込みや科目免除の手続きを相談したい人(試験のことは、電気技術者試験センターが窓口です)

よくある質問

独学で受かる?

試験センターの発表には、勉強の仕方ごとの合格率は出ていません。独学で受かるかどうかは、統計からは分かりません。試験問題と解答はセンターのサイトで公開されているので、まず過去問を1回分解いてみて、続けられそうかを確かめる方法があります。

講座の費用は給付金で戻る?

一般教育訓練給付の対象の講座なら、条件を満たすと費用の20%(上限10万円)が戻ります。初めて使う人は、受講を始める日までに雇用保険に1年以上入っていることが条件です(教育訓練給付金はいくらもらえる?)。

どの科目から始めればいい?

令和8年度上期の科目別の合格率は、理論24.3%・法規22.7%・電力20.3%・機械20.1%で、差は4ポイントほどです。統計からは、どの順番がよいかは分かりません。

次の試験はいつ?

令和8年度下期は、申し込みが2026年11月9日〜11月26日、筆記方式の試験が2027年3月21日です(電気技術者試験センターの案内)。

この数字から言えること・言えないこと

言えること

  • 令和8年度上期の合格率は12.8%で、科目別の合格率は20%前後
  • 一部の科目に合格した人は7,193人で、4科目合格者(3,223人)の約2.2倍
  • 合格した科目は申請により最大で連続5回まで免除される

言えないこと

  • 独学・通信講座・通学のどれが受かりやすいか。勉強の仕方ごとの合格率は公表されていません
  • 何時間勉強すれば受かるか
  • どの講座がよいか。講座ごとの合格者数は、試験センターの発表には出ていません

まとめ:勉強の仕方を決めるときに

電験三種は、どの科目も受けた人の2割前後しか合格しない試験です。科目合格の制度を使えば、何回かに分けてそろえることもできます。まず過去問で自分の今の力と続けられそうかを確かめ、一人で続けにくい・質問先がほしいなら、料金・給付金・受講期間を比べて講座を選ぶのが確実です。

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電気の資格では、第二種電気工事士の合格率・難易度は?、資格の結果発表の時期は資格の合格発表はいつ?にまとめています。

出典

  • 一般財団法人 電気技術者試験センター「令和8年度第三種電気主任技術者上期試験の結果について」(2026年10月19日)
  • 一般財団法人 電気技術者試験センター「令和8年度電気主任技術者試験の実施日程等のご案内」
  • ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付制度」
  • 能セン 公式サイト(講座の形式・教育訓練給付の指定講座の案内。2026年10月25日に確認)
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