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食品工場で働こうか考えるとき、「食品工場の仕事の年収はどれくらいか」「男女や会社の大きさで、どれくらい違うのか」が気になります。
ここでは、厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」から、パン・お菓子・飲み物・加工食品などをつくる人の年収を、男女別・会社の規模で並べます。転職サイトの自社データではなく、国の統計の数字だけを使います。
この記事で分かること
- 国の統計の「食料品・飲料・たばこ製造従事者」の年収の目安は約397万円(月の給与28万1,000円・年間賞与59万5,400円・平均43.5歳)
- 工場で製造・組立などをする人全体(約472万円)より約75万円低い
- 働く人の42.0%が女性で、年収の目安は男性約459万円・女性約311万円と約148万円の差
- 会社の規模では、1,000人以上は約452万円、10〜99人は約352万円で、約100万円の差
食品工場の仕事の年収の目安は約397万円
| 区分 | 年収の目安 | 月の給与(残業代込み) | 年間賞与 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|---|
| 食料品・飲料・たばこ製造従事者 | 約397万円 | 28万1,000円 | 59万5,400円 | 43.5歳 |
| 印刷・製本従事者 | 約458万円 | 32万9,300円 | 62万7,300円 | 44.6歳 |
| 包装従事者 | 約337万円 | 24万8,200円 | 38万7,700円 | 46.6歳 |
| 生産工程従事者(工場で製造・組立などをする人全体) | 約472万円 | 32万4,300円 | 82万4,200円 | 43.1歳 |
| 働く人全体(全産業・全職種) | 約546万円 | 37万500円 | 100万9,600円 | ― |
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種 第1表・第2表(男女計・企業規模10人以上)、産業大分類 第1表(産業計)。年収の目安=月の給与(きまって支給する現金給与額)×12+年間賞与その他特別給与額で計算した額で、統計に載っている金額ではありません
国の統計で食品工場の仕事が入る「食料品・飲料・たばこ製造従事者」の年収の目安は約397万円です。月の給与は28万1,000円(このうち残業代などを除く所定内給与は24万8,900円)、残業などは月15時間、年間賞与は59万5,400円でした。工場で製造・組立などをする人全体(約472万円)より約75万円低く、働く人全体の平均(約546万円)より約149万円低くなっています。
この区分で働く人は約72万6千人で、平均年齢は43.5歳、平均の勤続年数は11.5年です。月の給与は2025年(令和7年)6月分、年間賞与は2024年(令和6年)1年間の額です。手取りではありません。
食品工場の仕事は、統計のどの区分に入るか
厚生労働省の職種の早見表では、「食料品・飲料・たばこ製造従事者」に入る仕事の例として、パン製造工・食料品製造工・ケーキ製造工・小麦製粉工・水産物加工工・飲料製造工・酒製品製造工・たばこ製造工、食料品などの製造設備を操作・監視する人があげられています。いわゆる食品工場のライン作業も、この区分に入ります。
できあがった食品を箱詰めするだけの仕事は、別の「包装従事者」に入ることがあります。
男女別:女性が42.0%、年収の目安は約148万円の差
| 性別 | 年収の目安 | 働く人の割合 | 月の給与 | 年間賞与 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|---|---|
| 男性 | 約459万円 | 58.0% | 31万6,200円 | 79万2,700円 | 43.5歳 |
| 女性 | 約311万円 | 42.0% | 23万2,400円 | 32万3,200円 | 43.6歳 |
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種 第1表(男・女)。割合は労働者数から計算
男性は月の給与31万6,200円・年間賞与79万2,700円、女性は月の給与23万2,400円・年間賞与32万3,200円でした。平均年齢はほぼ同じ(男性43.5歳・女性43.6歳)でも、年収の目安には約148万円の差があります。この統計からは、仕事の中身(担当する工程・役職など)の違いは分かりません。
会社の規模別:1,000人以上と10〜99人で約100万円の差
| 会社の規模 | 年収の目安 | 働く人の割合 | 月の給与 | 年間賞与 |
|---|---|---|---|---|
| 1,000人以上 | 約452万円 | 29.2% | 31万1,400円 | 78万7,100円 |
| 100〜999人 | 約389万円 | 41.6% | 27万6,600円 | 57万600円 |
| 10〜99人 | 約352万円 | 29.2% | 25万6,800円 | 43万9,300円 |
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種 第1表(男女計)。割合は労働者数から計算
1,000人以上の会社(約452万円)と10〜99人の会社(約352万円)では、年収の目安に約100万円の差があります。月の給与は31万1,400円と25万6,800円、年間賞与は78万7,100円と43万9,300円で、月の給与の差の方が、1年分にすると賞与の差より大きくなっています。働く人は、1,000人以上・100〜999人・10〜99人に、29.2%・41.6%・29.2%と分かれていて、いちばん多いのは100〜999人の会社です。
この数字から言えること・言えないこと
言えること
- 国の統計の食品工場の仕事の年収の目安は約397万円で、工場で製造・組立などをする人全体より約75万円低い
- 働く人の42.0%が女性で、男女で年収の目安に約148万円の差がある
- 1,000人以上の会社と10〜99人の会社では、年収の目安に約100万円の差がある
言えないこと
- 食品の種類(パン・お菓子・飲み物など)ごとの年収
- 男女の差の理由(担当する工程や役職の違いなど)
- 都道府県・地域による違い
- 派遣やパートで働く人の時給
- 10人未満の会社で働く人の年収(この統計は10人以上の会社だけです)
よくある質問
Q. 食品工場の仕事の平均年収はいくらですか?
国の統計の「食料品・飲料・たばこ製造従事者」の年収の目安は約397万円です(令和7年賃金構造基本統計調査。月の給与×12+年間賞与で計算)。工場で製造・組立などをする人全体は約472万円です。
Q. 食品工場は残業が多いですか?
残業などは月15時間でした(平均です)。工場で製造・組立などをする人全体も月15時間です。
Q. 食品工場の女性の年収はいくらですか?
国の統計の「食料品・飲料・たばこ製造従事者」の女性の年収の目安は約311万円です(月の給与23万2,400円・年間賞与32万3,200円)。フルタイムに近い一般労働者の数字で、パートは入っていません。
自分の年収を、この数字と比べるときに
平均で見ると、食品工場の仕事の年収は会社の規模と年齢で変わります。ただし、これは全員の平均です。次のような人は、平均の数字がそのまま当てはまりません。
- パートやアルバイトで働いている人(この記事の数字は一般労働者=フルタイムに近い人の平均です)
- 10〜99人の会社に勤めている人(年収の目安は約352万円)
- 夜勤や早朝の勤務の有無が平均と違う人
- 地域が平均と大きく違う人
まず自分の年収を、同じくらいの会社の規模・同じ年齢の数字と比べてから、動くかどうかを考えるほうが確実です。工場の仕事全体の年収は工場勤務の年収の記事にまとめています。
通える範囲の食品工場の条件を、見てみたいときは
この記事の年収は全国の平均で、地域や会社、働き方によって大きく変わります。自分が通える範囲の工場で、どんな給料の条件が出ているかは、この統計からは分かりません。工場・製造業の求人を、地域や働き方の条件で探せるサイトもあります。
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- すでにワールドインテックを利用したことがある方(初めて利用する方が対象です)
- 今の職場で働き続けると決めている人
出典
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種 第1表(職種(小分類)、性別)・第2表(職種(大分類))・第5表(職種(小分類)、年齢階級別)
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 産業大分類 第1表(産業計)
- 厚生労働省「令和8年賃金構造基本統計調査 業種別主な職種早見表」
月の給与は2025年(令和7年)6月分、年間賞与は2024年(令和6年)1年間の額です。企業規模10人以上・一般労働者(短時間労働者を除く)の数字です。年収の目安は、月の給与を12倍して年間賞与を足した計算の目安で、統計に載っている金額ではありません。


