自動車整備士の年収は?平均503.8万円、2級ガソリンの学科合格率は3月92.0%・10月61.9%【2026年9月公表】

自動車整備士 年収と合格率は? 製造業

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自動車整備の仕事を続けるか、これから目指すかを考えると、「年収は平均でいくらなのか」「整備士の試験はどれくらい受かるのか」が気になります。

ここでは、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に載っている令和7年の賃金の数字と、一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会が発表した令和7年度の自動車整備技能登録試験の結果を並べます。

この記事で分かること

  • 自動車整備士の年収は、全国平均で503.8万円。平均年齢は40.6歳、労働時間は月166時間
  • 令和7年度第2回(2026年3月)の学科試験は、2級ガソリン92.0%・1級小型50.0%
  • 同じ2級ガソリンでも、第1回(2025年10月)の学科は61.9%で、回によって合格率が大きく違う

自動車整備士の年収は平均503.8万円

項目数字
賃金(年収)503.8万円
労働時間(月)166時間
平均年齢40.6歳
有効求人倍率(令和7年度)5.46倍
働いている人の数(令和2年国勢調査)376,070人

出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「自動車整備士」。年収・労働時間・年齢は令和7年賃金構造基本統計調査を加工したもの(全国)。年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与など」で計算されています

厚生労働省の職業情報提供サイトでは、自動車整備士の賃金(年収)は全国で503.8万円です。平均年齢は40.6歳、労働時間は月166時間でした。

この年収は、毎月の給料(残業代などを含む)の12か月分に、1年間のボーナスなどを足した金額です。税金や社会保険料を引く前の額で、手取りではありません。

有効求人倍率は5.46倍で、仕事を探す人1人に対して5件以上の求人がある計算です。ただし、これはハローワークの求人と求職の数字です。

整備士の試験の合格率(令和7年度第2回・2026年3月)

試験の種類受験者合格者合格率
一級小型(筆記)3,756人1,878人50.0%
二級ガソリン11,197人10,298人92.0%
二級ジーゼル7,845人7,442人94.9%
三級ガソリン4,283人3,339人78.0%
学科試験の合計30,329人25,536人84.2%

出典:一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会「令和7年度 第2回 自動車整備技能登録試験 結果」(学科試験 2026年3月22日実施、4月7日発表)

2026年3月の学科試験では、受けた人がいちばん多い二級ガソリンの合格率は92.0%でした。一方、一級小型(筆記)は50.0%で、受けた人の半分が合格しています。

一級小型は、このあと実技試験があります。2026年8月23日の一級小型の実技試験は、受験者535人のうち490人が合格し、合格率は91.6%でした(9月8日発表)。

10月の回は合格率が低い(令和7年度第1回・2025年10月)

試験の種類受験者合格者合格率
二級ガソリン2,581人1,597人61.9%
三級ガソリン3,831人2,650人69.2%
学科試験の合計8,566人5,799人67.7%

出典:一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会「令和7年度 第1回 自動車整備技能登録試験 結果」(学科試験 2025年10月5日実施)

同じ二級ガソリンでも、2025年10月の回の合格率は61.9%で、3月の回(92.0%)より30ポイントほど低くなっています。二級ガソリンを受けた人の数も、10月の回(2,581人)は3月の回(11,197人)の4分の1以下です。

発表資料には、回によって合格率が違う理由は書かれていません。「2級の合格率は9割」とだけ覚えると、自分が受ける回の実際とずれることがあります。

この数字から言えること・言えないこと

言えること

  • 自動車整備士の年収は、全国平均で503.8万円(令和7年賃金構造基本統計調査を加工した数字)
  • 2026年3月の学科試験の合格率は、二級ガソリン92.0%、一級小型(筆記)50.0%
  • 同じ二級ガソリンでも、2025年10月の回は61.9%で、回によって大きく違う

言えないこと

  • ディーラーと町の整備工場など、働く場所ごとの年収。この数字は全国の平均です
  • 資格の級によって年収がいくら違うか。この年収は、資格の級ごとには分かれていません
  • 自分が試験に受かるかどうか。勉強の時間や、整備の経験で大きく変わります

整備士の仕事を続けるか考えるときに

自動車整備士の年収の平均は500万円台で、求人倍率も高い仕事です。ただし、次のような人は、この数字だけで今の職場を変えるかどうかを決めないほうが確実です。

  • 自分の年収(ボーナス込み・税金を引く前)を、まだ平均と同じ計算のしかたで出していない人
  • 資格の級が上がったときに手当がつくかを、今の職場でまだ確かめていない人(手当があるかどうかは会社によって違います)
  • 求人倍率が高ければ、どこでも条件がよくなると考えている人(給料や休みは会社が決めます)

まず自分の年収を平均と同じ計算のしかたで出し、今の職場の資格手当や受験の補助を確かめてから、ほかの職場と比べるほうが確実です。

整備の経験をいかせる職場を、比べてみたいときは

統計で分かるのは、自動車整備士全体の年収の平均と、試験の合格率までです。自分の経験や資格で、どんな条件の職場があるかは、この数字からは分かりません。製造業・メーカーを専門にした転職エージェントの中には、転職するかどうかを決める前の段階でも、無料で面談できるところがあります。

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申し込む前に、面談の内容や条件をリンク先の公式ページで確かめてください。

次のような人には向きません。

  • 学生の方(申し込みの対象外です)
  • すでにこのサービスを利用したことがある方
  • 製造業以外の仕事に移ることを考えている人
  • 整備士の試験の受け方や勉強のしかたを相談したい人(試験の案内は、日本自動車整備振興会連合会や各地の自動車整備振興会が窓口です)

出典

  • 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「自動車整備士」(令和7年賃金構造基本統計調査を加工、令和7年度 ハローワーク求人統計データ、令和2年国勢調査)
  • 一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会「令和7年度 第2回 自動車整備技能登録試験 結果」(学科 2026年4月7日発表、一級小型実技 2026年9月8日発表)
  • 一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会「令和7年度 第1回 自動車整備技能登録試験 結果」
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