自動車工場の年収は?組立工は国の統計で約592万円、大企業約661万円・小さな会社約343万円【2026年3月公表】

自動車工場の組立工の年収の目安は約592万円(国の統計・令和7年賃金構造基本統計調査) 製造業

※この記事には広告(PR)が含まれています。広告リンクは記事の後半にあります。

自動車工場で働こうか考えるとき、「自動車工場の組立工の年収はどれくらいか」「大手の工場と小さな会社でどれくらい違うのか」が気になります。

ここでは、厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」から、自動車や自動車の部品を組み立てる人の年収を、ほかの組立の仕事との比較・会社の規模・年齢で並べます。転職サイトの自社データではなく、国の統計の数字だけを使います。

この記事で分かること

  • 国の統計の「自動車組立従事者」の年収の目安は約592万円(月の給与39万5,600円・年間賞与117万200円・平均41歳)
  • 工場で製造・組立などをする人全体(約472万円)より約120万円高い
  • 会社の規模で大きく違い、1,000人以上は約661万円、10〜99人は約343万円で、約318万円の差
  • 働く人の70.7%が1,000人以上の会社に勤めている
  • 年齢別では55〜59歳の約748万円がいちばん高く、60〜64歳は約481万円

自動車工場の組立工の年収の目安は約592万円

区分年収の目安月の給与(残業代込み)年間賞与平均年齢
自動車組立従事者約592万円39万5,600円117万200円41歳
はん用・生産用・業務用機械器具組立従事者約523万円34万6,400円106万8,300円42.3歳
電気機械器具組立従事者約446万円30万5,300円79万7,200円44.1歳
自動車整備・修理従事者約504万円33万9,500円96万4,000円40.6歳
生産工程従事者(工場で製造・組立などをする人全体)約472万円32万4,300円82万4,200円43.1歳
働く人全体(全産業・全職種)約546万円37万500円100万9,600円―

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種 第1表・第2表(男女計・企業規模10人以上)、産業大分類 第1表(産業計)。年収の目安=月の給与(きまって支給する現金給与額)×12+年間賞与その他特別給与額で計算した額で、統計に載っている金額ではありません

国の統計で自動車工場の組立工が入る「自動車組立従事者」の年収の目安は約592万円です。月の給与は39万5,600円(このうち残業代などを除く所定内給与は32万8,400円)、残業などは月19時間、年間賞与は117万200円でした。工場で製造・組立などをする人全体(約472万円)より約120万円高く、働く人全体の平均(約546万円)より約46万円高くなっています。

この区分で働く人は約30万8千人で、平均年齢は41歳、平均の勤続年数は14.6年です。月の給与は2025年(令和7年)6月分、年間賞与は2024年(令和6年)1年間の額です。手取りではありません。

自動車の組立は、統計のどの区分に入るか

厚生労働省の職種の早見表では、「自動車組立従事者」に入る仕事の例として、自動車部品組立工・自動車エンジン取付工があげられています。完成車メーカーの組立ラインだけでなく、自動車の部品を組み立てる人もこの区分です。

自動車を直す整備士は、別の「自動車整備・修理従事者」に入ります。また、職種の表は、正社員・期間従業員・派遣などの雇われ方では分かれていません。

会社の規模別:1,000人以上と10〜99人で約318万円の差

会社の規模年収の目安働く人の割合月の給与年間賞与
1,000人以上約661万円70.7%42万9,600円145万2,400円
100〜999人約447万円23.1%32万8,100円52万9,700円
10〜99人約343万円6.1%25万7,700円33万4,300円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種 第1表(男女計)。割合は労働者数から計算

1,000人以上の会社(約661万円)と10〜99人の会社(約343万円)では、年収の目安に約318万円の差があります。月の給与は42万9,600円と25万7,700円、年間賞与は145万2,400円と33万4,300円で、月の給与の差の方が、1年分にすると賞与の差より大きくなっています。働く人は、1,000人以上・100〜999人・10〜99人に、70.7%・23.1%・6.1%と分かれていて、いちばん多いのは1,000人以上の会社です。

1,000人以上の会社の年収の目安は、10〜99人の会社の約1.9倍です。ただし、10〜99人の会社で働く人は6.1%と少なめです。

年齢別:50代後半がいちばん高い

年齢年収の目安働く人の割合月の給与年間賞与
〜19歳約335万円2.9%25万8,000円25万8,300円
20〜24歳約432万円9.3%30万7,300円63万5,800円
25〜29歳約469万円11.9%33万3,700円68万7,900円
30〜34歳約540万円10.7%37万300円96万200円
35〜39歳約623万円12.8%41万8,500円121万2,400円
40〜44歳約639万円12.1%42万4,900円129万4,800円
45〜49歳約652万円11.5%42万7,800円138万4,900円
50〜54歳約736万円13.1%47万900円170万6,800円
55〜59歳約748万円9.3%47万4,300円178万7,600円
60〜64歳約481万円5.9%32万1,300円95万9,200円
65〜69歳約344万円0.4%25万8,500円33万7,200円
70歳〜約320万円0.1%24万5,400円25万7,300円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種 第5表(男女計・企業規模計)。割合は労働者数から計算

年収の目安は、20代前半の約432万円から上がり、いちばん高いのは55〜59歳の約748万円です。60〜64歳は約481万円、65〜69歳は約344万円でした。働く人がいちばん多いのは50〜54歳(13.1%)で、30歳未満は24.1%、60歳以上は6.4%です。

働く人の84.0%は男性です。女性は約4万9,100人で、年収の目安は約408万円(平均38.6歳)でした。

この数字から言えること・言えないこと

言えること

  • 国の統計の自動車工場の組立工の年収の目安は約592万円で、工場で製造・組立などをする人全体より約120万円高い
  • 1,000人以上の会社と10〜99人の会社では、年収の目安に約318万円の差がある
  • 働く人の70.7%は1,000人以上の会社に勤めている

言えないこと

  • 完成車メーカーと部品メーカーの違い
  • 期間従業員・派遣・正社員ごとの年収
  • 都道府県・地域による違い
  • 10人未満の会社で働く人の年収(この統計は10人以上の会社だけです)

よくある質問

Q. 自動車工場の組立工の平均年収はいくらですか?

国の統計の「自動車組立従事者」の年収の目安は約592万円です(令和7年賃金構造基本統計調査。月の給与×12+年間賞与で計算)。工場で製造・組立などをする人全体は約472万円です。

Q. 自動車工場の期間工の年収は分かりますか?

この統計の職種の表は、期間従業員・派遣・正社員などの雇われ方で分かれていないので、期間工だけの年収は分かりません。

Q. 自動車工場は残業が多いですか?

残業などは月19時間でした(平均です)。工場で製造・組立などをする人全体は月15時間です。

自分の年収を、この数字と比べるときに

平均で見ると、自動車工場の組立工の年収は会社の規模と年齢で変わります。ただし、これは全員の平均です。次のような人は、平均の数字がそのまま当てはまりません。

  • 10〜99人の会社に勤めている人(年収の目安は約343万円)
  • 期間従業員や派遣で働いている人
  • 交替勤務・夜勤の有無が平均と違う人
  • 地域が平均と大きく違う人

まず自分の年収を、同じくらいの会社の規模・同じ年齢の数字と比べてから、動くかどうかを考えるほうが確実です。工場の仕事全体の年収は工場勤務の年収の記事にまとめています。

自分の年収が相場より低いか、確かめたいときは

統計で分かるのは平均までです。自分の自動車の組立の経験が、ほかの会社でどれくらいの年収になるのかは、平均からは分かりません。製造業・メーカーを専門にした転職エージェントの中には、転職するかどうかを決める前の段階でも、無料で面談できるところがあります。

【PR】メーカー・製造業に特化!経験豊富なコンサルが導く転職支援【メーカーズジョブ】

申し込む前に、面談の内容や条件をリンク先の公式ページで確かめてください。

次のような人には向きません。

  • 学生の方(申し込みの対象外です)
  • すでにこのサービスを利用したことがある方
  • 製造業以外の仕事に移ることを考えている人
  • いまの年収に納得していて、相場の数字だけ知りたい人(この記事の統計で足ります)

出典

  • 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種 第1表(職種(小分類)、性別)・第2表(職種(大分類))・第5表(職種(小分類)、年齢階級別)
  • 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 産業大分類 第1表(産業計)
  • 厚生労働省「令和8年賃金構造基本統計調査 業種別主な職種早見表」

月の給与は2025年(令和7年)6月分、年間賞与は2024年(令和6年)1年間の額です。企業規模10人以上・一般労働者(短時間労働者を除く)の数字です。年収の目安は、月の給与を12倍して年間賞与を足した計算の目安で、統計に載っている金額ではありません。

タイトルとURLをコピーしました