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冬のボーナスが近づくと、「平均はいくらなのか」「自分の業種は多いほうなのか」が気になります。
ここでは、厚生労働省が2026年4月8日に公表した「毎月勤労統計調査」の特別集計「令和7年年末賞与」から、2025年の冬のボーナス(年末賞与)を業種別に並べます。
この記事で分かること
- 2025年の冬のボーナスは、ボーナスを出した事業所の平均で42万4,889円(前年より2.8%増)
- 製造業は57万1,854円(1.10か月分)、建設業は56万4,364円(1.15か月分)で、どちらも全体の平均より多い
- ボーナスを出した事業所は、製造業で82.7%、建設業で80.3%。出していない職場は平均に入っていない
2025年の冬のボーナス:全体の平均は42万4,889円
| 区分 | 2025年 | 2024年 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 全体(5人以上の事業所) | 424,889円 | 413,277円 | +2.8% |
| 30人以上の事業所 | 490,695円 | 478,373円 | +2.6% |
出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査 2026(令和8)年2月分結果速報」特別集計「令和7年年末賞与」表2(2026年4月8日公表)。ボーナスを出した事業所で働く人1人あたりの平均です
2025年の冬のボーナスは、全体の平均で42万4,889円でした。前の年より2.8%増えています。30人以上の事業所に限ると49万695円です。
業種別の冬のボーナス
| 業種 | 1人あたり平均 | 前年比 | 何か月分 |
|---|---|---|---|
| 電気・ガス業 | 941,438円 | −0.2% | 1.86か月 |
| 情報通信業 | 746,758円 | +5.6% | 1.35か月 |
| 金融業,保険業 | 671,180円 | +4.7% | 1.56か月 |
| 学術研究等 | 630,569円 | +7.1% | 1.30か月 |
| 鉱業,採石業等 | 619,457円 | +1.2% | 1.06か月 |
| 教育,学習支援業 | 611,400円 | +3.7% | 1.59か月 |
| 不動産・物品賃貸業 | 572,296円 | +3.8% | 1.61か月 |
| 製造業 | 571,854円 | +2.4% | 1.10か月 |
| 建設業 | 564,364円 | +4.4% | 1.15か月 |
| 複合サービス事業 | 512,750円 | +12.6% | 1.80か月 |
| 運輸業,郵便業 | 390,665円 | −2.0% | 0.99か月 |
| 卸売業,小売業 | 364,408円 | −2.5% | 1.01か月 |
| 医療,福祉 | 314,546円 | +1.8% | 0.97か月 |
| その他のサービス業 | 253,436円 | +7.4% | 1.14か月 |
| 生活関連サービス等 | 194,018円 | +5.3% | 0.72か月 |
| 飲食サービス業等 | 90,551円 | +8.8% | 0.46か月 |
| 全体 | 424,889円 | +2.8% | 1.08か月 |
出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査」特別集計「令和7年年末賞与」表2。金額の高い順に並べ替えています。「何か月分」は、毎月の給料(きまって支給する給与)の何か月分かを事業所ごとに出した平均です
製造業は57万1,854円で16業種のうち8番目、建設業は56万4,364円で9番目でした。どちらも全体の平均(42万4,889円)より14万円ほど多くなっています。
建設業は前の年より4.4%増え、製造業(2.4%)や全体(2.8%)より大きく伸びました。何か月分かで見ると、製造業は1.10か月分、建設業は1.15か月分です。
ボーナスを出した事業所は8割ほど
| 業種 | ボーナスを出した事業所の割合 | 出した事業所で働く人の割合 | 出していない事業所も含めた平均 |
|---|---|---|---|
| 製造業 | 82.7% | 93.2% | 532,968円 |
| 建設業 | 80.3% | 86.2% | 486,482円 |
| 全体 | 76.5% | 86.5% | 367,529円 |
出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査」特別集計「令和7年年末賞与」表2。いちばん右の列は、厚生労働省が参考として出している「全事業所における労働者一人平均賞与額」です
上の業種別の金額は、ボーナスを出した事業所で働く人の平均です。製造業では17.3%、建設業では19.7%の事業所が、冬のボーナスを出していません。
ボーナスを出していない事業所も含めた平均(参考の値)は、製造業で53万2,968円、建設業で48万6,482円になります。
製造業の冬のボーナスの伸び(前年比の推移)
| 年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 製造業の冬のボーナス(前年比) | +3.4% | +2.4% | +1.9% | +5.6% | +2.4% |
| 全体の冬のボーナス(前年比) | +0.1% | +3.2% | +0.7% | +2.5% | +2.8% |
出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査」特別集計「令和7年年末賞与」表1(ボーナスを出した事業所の1人あたり平均の前年比)
製造業の冬のボーナスは、2021年から5年続けて前の年より増えています。
この数字から言えること・言えないこと
言えること
- 2025年の冬のボーナスは、ボーナスを出した事業所の平均で42万4,889円
- 製造業は57万1,854円、建設業は56万4,364円で、どちらも全体の平均より多い
- 製造業・建設業とも、2割前後の事業所は冬のボーナスを出していない
言えないこと
- 自分の会社のボーナスの額。同じ業種でも、会社の規模や業績、職種で大きく違います
- 正社員だけの平均。この数字にはパートタイムで働く人なども入っています
- 手取りの額。ここでの金額は税金や社会保険料を引く前の額です
- 2026年の冬のボーナスの額。この記事は2025年の実績です
よくある質問
Q. 冬のボーナスの平均はいくら?
2025年の冬のボーナスは、ボーナスを出した事業所で働く人1人あたりの平均で42万4,889円でした。前の年(41万3,277円)より2.8%増えています。30人以上の事業所に限ると49万695円です。どれも税金や社会保険料を引く前の額です。
Q. 製造業と建設業の冬のボーナスはいくら?
2025年は、製造業が57万1,854円(毎月の給料の1.10か月分)、建設業が56万4,364円(1.15か月分)でした。どちらも全体の平均より14万円ほど多くなっています。ボーナスを出していない事業所も含めた参考の平均では、製造業が53万2,968円、建設業が48万6,482円です。
Q. 2026年の冬のボーナスはいくら?
まだ分かりません。この記事の数字は2025年の冬の実績で、厚生労働省が2026年4月8日に公表したものです。2026年の冬のボーナスの実績は、国の統計ではまだ出ていません。
自分のボーナスと比べるときに
冬のボーナスは、製造業・建設業とも全体の平均より多くなっています。ただし、次のような人は、この平均だけで自分のボーナスが少ないかどうかを決めないほうが確実です。
- 自分のボーナスが、毎月の給料の何か月分かを計算したことがない人(業種の平均は製造業1.10か月分・建設業1.15か月分です)
- 自分の会社の規模で比べていない人(30人以上の事業所の平均は、全体より6万5千円ほど多くなっています)
- 手取りの額で比べている人(統計の金額は税金などを引く前の額です)
まず自分のボーナスを「税金などを引く前の額」と「毎月の給料の何か月分か」で確かめてから、ほかの会社と比べるほうが確実です。
ボーナスの条件が違う会社を、比べてみたいときは
統計で分かるのは、業種全体の冬のボーナスの平均までです。会社ごとのボーナスの額や出し方は、この数字からは分かりません。製造業・メーカーを専門にした転職エージェントの中には、転職するかどうかを決める前の段階でも、無料で面談できるところがあります。
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申し込む前に、面談の内容や条件をリンク先の公式ページで確かめてください。
次のような人には向きません。
- 学生の方(申し込みの対象外です)
- すでにこのサービスを利用したことがある方
- 製造業以外の仕事に移ることを考えている人
- 今年のボーナスの額だけを理由に、すぐ辞めるかどうかを決めたい人(ボーナスは年によって変わります)
出典
- 厚生労働省「毎月勤労統計調査 2026(令和8)年2月分結果速報」特別集計「令和7年年末賞与(一人平均)」(2026年4月8日)
この記事の数字は、Instagram(@genba.tenshoku)のリールでも短く紹介しています。


