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工場や倉庫、お店でパートやアルバイトをしていると、「今の時給は、ほかの仕事と比べて高いのか安いのか」が気になります。
ここでは、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(2026年3月公表)から、パートなど働く時間が短い人(統計では「短時間労働者」)の1時間あたりの賃金を、業種別に並べます。
この記事で分かること
- パートなど短時間で働く人の時給の平均は1,518円(男性1,769円・女性1,418円)。前の年より2.8%上がった
- 現場の業種では、建設業1,596円・運輸業、郵便業1,371円・製造業1,298円・卸売業、小売業1,268円・宿泊業、飲食サービス業1,234円
- 平均の働き方(1日5.2時間・月14.0日)で計算すると、平均の時給なら1か月で約11万円
パートの時給の平均は1,518円
| 区分 | 1時間あたりの賃金 | 前の年より |
|---|---|---|
| 男女計 | 1,518円 | +2.8% |
| 男性 | 1,769円 | +4.1% |
| 女性 | 1,418円 | +2.2% |
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」(2026年3月24日公表)(短時間労働者・第11表)
ここでの「1時間あたりの賃金」は、残業代やボーナスを入れない毎月の給料(所定内給与)を、決められた働いた時間で割ったものです。令和7年は男女計で1,518円で、前の年より2.8%上がりました。
業種別:建設業1,596円、製造業1,298円
| 業種 | 1時間あたりの賃金(男女計) | 前の年より |
|---|---|---|
| 教育,学習支援業 | 2,541円 | −3.3% |
| 医療,福祉 | 2,113円 | +1.3% |
| 学術研究,専門・技術サービス業 | 1,874円 | +10.4% |
| 情報通信業 | 1,853円 | +3.9% |
| 金融業,保険業 | 1,829円 | −1.9% |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 1,814円 | +7.8% |
| 建設業 | 1,596円 | +4.0% |
| 複合サービス事業 | 1,439円 | +5.9% |
| 不動産業,物品賃貸業 | 1,389円 | +3.5% |
| サービス業(他に分類されないもの) | 1,377円 | +1.0% |
| 運輸業,郵便業 | 1,371円 | +6.2% |
| 鉱業,採石業,砂利採取業 | 1,369円 | −12.0% |
| 生活関連サービス業,娯楽業 | 1,330円 | +6.7% |
| 製造業 | 1,298円 | +4.8% |
| 卸売業,小売業 | 1,268円 | +4.2% |
| 宿泊業,飲食サービス業 | 1,234円 | +3.7% |
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」(2026年3月24日公表)(短時間労働者・第13表)。高い順に並べました
いちばん高いのは教育,学習支援業(2,541円)、次が医療,福祉(2,113円)です。ただし、この2つには塾の講師や、医師・看護師など資格の仕事も入っています。「介護のパート」「学校の事務のパート」の時給がこの金額になるわけではありません。
現場の仕事が多い業種では、建設業が1,596円で高めです。運輸業,郵便業は1,371円、製造業は1,298円、卸売業,小売業は1,268円、宿泊業,飲食サービス業は1,234円で、いちばん低くなっています。製造業は前の年より4.8%、運輸業,郵便業は6.2%上がりました。
1か月にするといくら?(計算の例)
同じ調査で、短時間労働者の働き方の平均は、1日5.2時間・月14.0日でした(1か月に72.8時間)。この時間で、業種ごとの時給から1か月の給料を計算すると、次のようになります。
| 業種 | 時給 | 1か月の目安(72.8時間) |
|---|---|---|
| 全体の平均 | 1,518円 | 約11万510円 |
| 建設業 | 1,596円 | 約11万6,189円 |
| 運輸業,郵便業 | 1,371円 | 約9万9,809円 |
| 製造業 | 1,298円 | 約9万4,494円 |
| 卸売業,小売業 | 1,268円 | 約9万2,310円 |
| 宿泊業,飲食サービス業 | 1,234円 | 約8万9,835円 |
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」(2026年3月24日公表)の時給と働いた時間から計算(時給×5.2時間×14.0日)。残業代・手当・税金・社会保険料は入れていません
この数字から言えること・言えないこと
言えること
- パートなど短時間で働く人の時給の平均は1,518円で、前の年より2.8%上がった
- 現場の業種では、建設業(1,596円)が高く、宿泊業,飲食サービス業(1,234円)が低い
- 製造業(1,298円)は全体の平均より220円低い
言えないこと
- 自分の地域の時給。この表は全国の数字で、都道府県で大きく違います
- 同じ業種の中の仕事ごとの差。たとえば医療,福祉の2,113円には、医師や看護師などの時給も入っています
- 時給の高い仕事が、自分にとって働きやすいかどうか
よくある質問
Q. パートの平均時給はいくらですか?
厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査では、パートなど短時間で働く人の1時間あたりの賃金は1,518円(男性1,769円・女性1,418円)で、前の年より2.8%上がりました。残業代やボーナスを入れない毎月の給料を、決められた働いた時間で割った金額です。
Q. 「その他サービス業」のパートの時給は、いくらですか?
この調査の業種の区分では「サービス業(他に分類されないもの)」が1,377円(前の年より+1.0%)でした。この区分の中の仕事ごとの時給は、この表には載っていません。
Q. パートで働くと、1か月いくらくらいになりますか?
同じ調査の平均の働き方(1日5.2時間・月14.0日=1か月72.8時間)で計算すると、平均の時給1,518円なら約11万510円、建設業(1,596円)なら約11万6,189円、製造業(1,298円)なら約9万4,494円です。残業代・手当・税金・社会保険料は入れていない計算の例です。
時給の高い仕事に移るか考えるときに
同じパートでも、業種によって時給に300円以上の差があります。ただし、次のような人は、平均の時給だけで仕事を変えるかどうかを決めないほうが確実です。
- 今の職場で、時給が上がる決まり(勤続や資格など)があるかを、まだ確かめていない人
- 通勤時間や、働ける時間帯・曜日の条件を、まだ整理していない人
- 扶養の範囲で働きたいかどうかを、まだ決めていない人
まず今の時給が地域の最低賃金と比べてどうかを確かめ、働ける時間を整理してから、ほかの仕事と比べるほうが確実です。
正社員の工場の仕事も、比べてみたいときは
統計で分かるのは、業種全体の時給の平均までです。工場ごとの時給や、正社員になったときの給料は、この数字からは分かりません。製造業・メーカーを専門にした転職エージェントの中には、転職するかどうかを決める前の段階でも、無料で面談できるところがあります。
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申し込む前に、面談の内容や条件をリンク先の公式ページで確かめてください。
次のような人には向きません。
- 学生の方(申し込みの対象外です)
- すでにこのサービスを利用したことがある方
- 製造業以外の仕事に移ることを考えている人
- パート・アルバイトのまま働き続けたい人(正社員などの転職の相談が中心のサービスです)
出典
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」(2026年3月24日公表)(短時間労働者の第11表・第13表、実労働日数・1日あたりの所定内実労働時間数)
この記事の数字は、Instagram(@genba.tenshoku)のリールでも短く紹介しています。


