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工場や倉庫で働いていると、危険物取扱者の「乙4(乙種第4類)」を取るよう言われたり、取ろうか考えたりすることがあります。そのときに気になるのが、「どれくらいの人が受かっているのか」です。
ここでは、試験を実施している一般財団法人 消防試験研究センターの発表から、乙4の合格率を10年分と最新の数字で並べます。
この記事で分かること
- 2025年度(2025年4月〜2026年3月)の乙4の合格率は31.9%。受けた人の約3人に1人が合格
- 2016年度からの10年では、合格率は28.9%〜39.0%のあいだ。ここ4年は31〜32%台
- 危険物取扱者試験を受けた人の約7割(71.5%)が乙4。乙種のほかの類(6割台)より合格率が低い
最新の乙4の合格率:31.9%(2025年度)
| 年度 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度(令和7年度) | 222,545人 | 71,059人 | 31.9% |
| 2024年度(令和6年度) | 223,846人 | 71,023人 | 31.7% |
| 2026年度(4〜7月の途中の数字) | 75,829人 | 25,540人 | 33.7% |
出典:一般財団法人 消防試験研究センター「試験実施状況」(令和7年度・令和6年度・令和8年度4月〜7月)
2025年度の乙4は、222,545人が受けて71,059人が合格し、合格率は31.9%でした。前の年度(31.7%)とほぼ同じです。
2026年度は4〜7月の途中の数字で33.7%です。1年分がそろうと変わることがあります。
10年の推移:28.9%〜39.0%
| 年度 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2016年度(平成28年度) | 264,946人 | 76,575人 | 28.9% |
| 2017年度(平成29年度) | 256,587人 | 88,328人 | 34.4% |
| 2018年度(平成30年度) | 240,102人 | 93,667人 | 39.0% |
| 2019年度(令和元年度) | 221,867人 | 85,669人 | 38.6% |
| 2020年度(令和2年度) | 200,876人 | 77,466人 | 38.6% |
| 2021年度(令和3年度) | 234,481人 | 84,564人 | 36.1% |
| 2022年度(令和4年度) | 223,009人 | 70,211人 | 31.5% |
| 2023年度(令和5年度) | 223,797人 | 71,670人 | 32.0% |
| 2024年度(令和6年度) | 223,846人 | 71,023人 | 31.7% |
| 2025年度(令和7年度) | 222,545人 | 71,059人 | 31.9% |
出典:一般財団法人 消防試験研究センター「試験実施状況」(平成28年度〜令和7年度)
10年で見ると、乙4の合格率は2016年度の28.9%がいちばん低く、2018年度の39.0%がいちばん高いです。2018〜2020年度は4割近くありましたが、2022年度からの4年は31〜32%台で落ち着いています。
受ける人は毎年20万人を超えています。2016年度の264,946人から、2025年度は222,545人に減りました。
ほかの種類と比べると(2025年度)
| 種類 | 受験者 | 合格率 |
|---|---|---|
| 甲種 | 20,296人 | 34.0% |
| 乙種第1類 | ― | 65.7% |
| 乙種第2類 | ― | 66.0% |
| 乙種第3類 | ― | 65.1% |
| 乙種第4類 | 222,545人 | 31.9% |
| 乙種第5類 | ― | 62.1% |
| 乙種第6類 | ― | 67.6% |
| 丙種 | 19,969人 | 48.0% |
| 合計 | 311,230人 | 38.3% |
出典:一般財団法人 消防試験研究センター「試験実施状況」(令和7年度)
危険物取扱者試験を受けた人のうち、約7割(71.5%)が乙4でした(222,545人÷311,230人で計算)。乙種のほかの類はどれも6割台なのに、乙4は31.9%と半分ほどです。
乙4の合格率が低い理由は、消防試験研究センターの発表には書かれていません。
この数字から言えること・言えないこと
言えること
- 2025年度の乙4の合格率は31.9%で、受けた人の約3人に1人が合格
- 10年の合格率は28.9%〜39.0%で、2022年度からは31〜32%台
- 危険物取扱者試験を受けた人の約7割が乙4で、乙種のほかの類より合格率が低い
言えないこと
- 自分が受かるかどうか。勉強の時間や、危険物を扱った経験で大きく変わります
- 乙4の合格率が低い理由。試験機関の発表には書かれていません
- 乙4を取ると給料がいくら上がるか。資格の手当は会社によって違います
よくある質問
Q. 乙4の合格率は、2026年度(令和8年度)はどれくらいですか?
消防試験研究センターの発表では、2026年度の4〜7月の途中の数字で、75,829人が受けて25,540人が合格し、合格率は33.7%でした。1年分がそろうと変わることがあります。1年分がそろっている最新は2025年度の31.9%です。
Q. 乙4は、乙種のほかの類より合格率が低いのですか?
2025年度は、乙4が31.9%だったのに対し、乙種のほかの類(第1類・第2類・第3類・第5類・第6類)は62.1%〜67.6%でした。乙4の合格率が低い理由は、試験機関の発表には書かれていません。
Q. 乙4はどれくらいの人が受けていますか?
2025年度に乙4を受けた人は222,545人で、危険物取扱者試験を受けた人(311,230人)の約7割(71.5%)でした。2016年度の264,946人からは減っていますが、毎年20万人を超えています。
危険物取扱者(乙4・甲種・乙種)の合格率の数字は、YouTubeのショート動画でも並べています:危険物の数字(乙4・乙種の合格率)の再生リスト
資格を取ってから動くか考えるときに
乙4は、受けた人の約3人に1人が受かる試験です。ただし、次のような人は、合格率だけで決めないほうが確実です。
- 今の職場で乙4が必要な仕事があるか、まだ確かめていない人
- 資格を取れば給料が上がると考えている人(手当があるかどうかは会社によって違います)
- 今の会社で受験の費用を出してもらえるか、まだ確かめていない人
まず今の職場で乙4がどの作業に必要か、資格の手当や受験の補助があるかを確かめてから、受けるかどうかを考えるほうが確実です。
乙4の勉強を、オンライン講座で進めたいときは
統計で分かるのは合格率までで、どう勉強すれば受かるかは分かりません。仕事をしながら受ける人の中には、通勤や休憩の時間にスマートフォンで講義を見られるオンライン講座を使う人もいます。
危険物取扱者の講座があるか、受講料と内容は、リンク先の公式ページで確かめてください。
次のような人には向きません。
- お金をかけずに勉強したい人(有料の講座です。試験問題の例は消防試験研究センターのサイトで見られます)
- 紙のテキストだけで勉強したい人(スマートフォンで講義を見る形の講座です)
- 試験の申し込みや日程を知りたい人(試験は消防試験研究センターが行っています)
月ごとの定額などで、乙4の講義動画と練習問題を使えるオンライン講座もあります。
【PR】オンスク.JPの危険物乙4講座
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料金のプランと講座の中身は、リンク先の公式ページで確かめてください。
次のような人には向きません。
- お金をかけずに勉強したい人(無料で試せる範囲のほかは有料です)
- 最新の試験に合わせた教材だけで勉強したい人(講座のページに、最新の本試験に一部対応していない場合があると書かれています)
出典
- 一般財団法人 消防試験研究センター「試験実施状況」(平成28年度〜令和7年度、令和8年度4月〜7月。2026年9月29日に確認)


