副業で何をしている?いちばん多いのは専門・技術の仕事23.1%、正社員の副業は約3割が自営【2023年7月公表】

副業で何をしている?副業の仕事 1位は専門・技術の23.1% 副業・副収入

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「副業をしている人は、どんな仕事をしているのか」「会社員の副業は、アルバイトなのか自分で仕事を受けているのか」が気になります。

ここでは、総務省の「令和4年就業構造基本調査」から、副業がある332万人について、副業の仕事の種類(職業)と、雇われているか自営か、どのくらい規則的に働いているかを並べます。

この記事で分かること

  • 副業の仕事でいちばん多いのは専門的・技術的職業の23.1%(約77万人)。次いでサービス職業16.3%、販売11.3%
  • 副業がある人全体では、雇われて働く人が58.6%(うち非正規が43.0%)、自営業主が25.9%
  • 本業が正社員の人の副業は、約3割(30.2%)が自営業主。副業は不規則に働く人が50.7%で半分

副業の仕事でいちばん多いのは専門的・技術的職業の23.1%

順位副業の仕事(職業)人数割合
1専門的・技術的職業76.8万人23.1%
2サービス職業54.1万人16.3%
3販売37.5万人11.3%
4事務36.6万人11.0%
5運搬・清掃・包装等35.6万人10.7%
6農林漁業26.3万人7.9%
7生産工程20.5万人6.2%
8管理的職業13.4万人4.0%
9輸送・機械運転7.2万人2.2%
10建設・採掘5.2万人1.6%
11保安職業3.6万人1.1%
―分類不能の職業15.1万人4.6%
―副業がある人の合計332.1万人100.0%

出典:総務省「令和4年就業構造基本調査」(2023年7月21日公表)、e-Stat 表番号08100「男女、年齢、本業の従業上の地位・雇用形態、副業の従業上の地位・雇用形態、副業の職業、副業の就業の規則性・週間就業時間別人口(副業がある者)-全国」。割合は副業がある人の合計(332万600人)に対する割合で、この記事が計算(小数第2位を四捨五入)。人数も四捨五入

副業の仕事でいちばん多いのは、専門的・技術的職業(23.1%)でした。専門的・技術的職業には、技術者、教員、医療や福祉の専門職、デザイナーなどが入ります。次いでサービス職業(16.3%)、販売(11.3%)、事務(11.0%)です。

現場の仕事では、生産工程が6.2%(約21万人)、輸送・機械運転が2.2%、建設・採掘が1.6%(約5万人)でした。本業が建設業の人の副業は約3割が同じ建設業(副業している人はどれくらい?)ですが、副業がある人全体でみると、建設・採掘の仕事を副業にしている人は多くありません。

副業は雇われて働く人が58.6%、自営業主が25.9%

副業での働き方副業がある人全体本業が正社員の人
雇われて働く(雇用者)194.5万人(58.6%)51.3万人(54.5%)
 うち非正規(パート・アルバイトなど)142.7万人(43.0%)34.1万人(36.2%)
 うち正社員25.7万人(7.7%)11.9万人(12.7%)
自営業主86.1万人(25.9%)28.4万人(30.2%)
家族従業者(家の仕事の手伝い)22.1万人(6.6%)6.5万人(6.9%)
合計(副業がある人)332.1万人94.1万人

出典:総務省「令和4年就業構造基本調査」(2023年7月21日公表)、e-Stat 表番号08100「男女、年齢、本業の従業上の地位・雇用形態、副業の従業上の地位・雇用形態、副業の職業、副業の就業の規則性・週間就業時間別人口(副業がある者)-全国」。e-Stat 表番号05401「本業の従業上の地位・雇用形態・起業の有無、副業の従業上の地位・雇用形態、副業の産業、男女別人口(副業がある者)-全国」でも同じ数字を確認。割合は合計に対する割合でこの記事が計算。雇用者には会社などの役員を含みます。合計には働き方が分からない人も含むので、足しても100%になりません

副業がある人全体では、雇われて働く人が58.6%で、その多くはパートやアルバイトなどの非正規(43.0%)です。一方で、自営業主として副業をしている人も25.9%います。

本業が正社員の人に限ると、副業で自営業主の人は30.2%と、全体より多くなっています。正社員の人の副業は、アルバイトなどで雇われる人(36.2%)と、自分で仕事を受ける人に分かれます。

副業の働き方は「不規則」が半分

副業で働く日や時間が決まっているかをみると、不規則に働く人が50.7%(168.5万人)、規則的に働く人が45.6%(151.5万人)でした。規則的に働く人の中では、週5〜9時間の人が40.8万人でいちばん多く、週10時間未満の人を合わせると67.4万人(規則的に働く人の44.5%)です(e-Stat 表番号08100「男女、年齢、本業の従業上の地位・雇用形態、副業の従業上の地位・雇用形態、副業の職業、副業の就業の規則性・週間就業時間別人口(副業がある者)-全国」から計算)。

副業の月の収入と、1週間に働く時間の平均は、労働政策研究・研修機構の調査を副業の収入はいくら?にまとめています。

この数字から言えること・言えないこと

言えること

  • 副業の仕事でいちばん多いのは専門的・技術的職業の23.1%で、建設・採掘は1.6%
  • 副業がある人の58.6%は雇われて働き、25.9%は自営業主。本業が正社員の人では自営業主が30.2%
  • 副業は不規則に働く人が50.7%で、規則的な人は週5〜9時間がいちばん多い

言えないこと

  • 副業でいくら稼げるか。この調査は副業の職業や働き方を調べたもので、副業の収入は分かりません
  • 本業が建設業・製造業の人の副業の職業。この表は、本業の業種別には分けていません(副業の業種は副業している人はどれくらい?にあります)
  • 今(2026年)の数字。就業構造基本調査は5年に1度です

副業が会社で禁止されている人の割合は副業禁止の会社はどれくらい?にまとめています。

よくある質問

Q. 副業で「自営業主」とは、どんな働き方?

就業構造基本調査では、個人経営の事業を営んでいる人を自営業主としています。会社などに雇われずに、自分で仕事を受けて働く副業は、自営業主に入ります。雇われずに働く副業も、会社の就業規則で届け出が要ることがあります(副業禁止の会社はどれくらい?)。

Q. 「規則的」「不規則」の違いは?

就業構造基本調査では、副業を規則的にしているか、不規則にしているかに分けて聞いていて、規則的な人には1週間に働く時間も聞いています。副業がある人の約半分(50.7%)は不規則に働いています。

副業を始めるか考えるときに

副業の仕事は、専門・技術の仕事やサービス、販売など、さまざまです。ただし、次のような人は、すぐに副業を始めるかどうかを決めないほうが確実です。

  • 会社の就業規則で、副業が禁止されているか、届け出が要るかをまだ確かめていない人
  • 本業の残業や休日出勤が多く、副業に使える時間が決まらない人
  • 副業の所得が年20万円を超えたときの確定申告を、まだ調べていない人

まず就業規則と、本業のあとに使える時間を確かめてから、雇われる副業か、自分で仕事を受ける副業かを考えるほうが確実です。

本業の知識や技術を、ネットで売ってみたいときは

統計で分かるのは、副業の仕事の種類と働き方までです。副業でいちばん多いのは専門的・技術的な仕事でした。本業の知識(図面の読み方、見積もり、資格の勉強の仕方など)を、ネットで個人に売れるサイトもあります。

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  • 会社の就業規則で、副業が禁止されている人
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出典

  • 総務省「令和4年就業構造基本調査」(2023年7月21日公表)「結果の概要」
  • e-Stat 表番号08100「男女、年齢、本業の従業上の地位・雇用形態、副業の従業上の地位・雇用形態、副業の職業、副業の就業の規則性・週間就業時間別人口(副業がある者)-全国」
  • e-Stat 表番号05401「本業の従業上の地位・雇用形態・起業の有無、副業の従業上の地位・雇用形態、副業の産業、男女別人口(副業がある者)-全国」
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